2014年7月26日土曜日

避暑地へ

 これだけ暑いとどこか涼しいところへ逃げ出したくなる。国内だと北海道あたりは涼しいに違いないがとても行けそうにない。水平方向の避暑は遠いのであきらめた方が良い。その点、垂直方向の避暑がずっと近い。標高1000mも上がれば涼しい。北海道へ避暑に行くのと同じ効果がある。

 車で行くことができてかつ家から近い1000m級の山ということで高越山に避暑に行くことになった。山頂近くの駐車場あたりで標高1000m(山頂は1122m)あるので車から出るとすぐ避暑地気分が満喫できる。車の温度計は25度だ。地上とくらべると10℃の気温差がある。夕方には帰らねばならないのですこしの間だけ避暑ができた。

2014年7月25日金曜日

もうしょ~がない猛暑

 朝からあつ~~~い。思いっきり涼しい格好(短パンに半袖綿シャツ、靴下なしのビーチサンダル)で出かけるがそれでも汗が吹き出る。出かけるときに今日の天気予報を聞いたら午後3時からは夕立があるかもしれないというので傘を持って出るが、アスファルト道路を歩きだしてその厳しい日光と暑さに恥も外聞も捨て、カサをパラソル代わりに歩く。影を作ると作らぬでは暑さがおおいに違う。500mlの凍らせたペットボトルの水も正午過ぎには飲んでしまった。

 暑いはずだ、先ほどニュースで市内の暑さは35.1度で猛暑日と言っていた。『もうしょ~がない猛暑だ』と寒くなりそうなダジャレを思いついた。が・・・・・そんな寒いダジャレを言う機会もなかった。

どっか涼しいところは行きたいな。と思ったが涼しいところが思いつかない。結局、最も気温が高くなる3時過ぎに家に帰って来た。帰る途中、モトさんの勧めもあり「アナ雪」のビデオを借りてきた。雪と氷が背景の映画なので見るからに涼しそうだ。クーラーを効かせてそれを見る。一番涼める方法かもしれない。



 駅の子ツバメもそろそろ巣立ちを迎える。『スダチが出回るころ巣立ちだ』な~~んちゃって、ちょっとは寒くなったかな。

 孵化したばかりの頃、5羽くらいはいたが、今は3羽しかいない。兄弟といっても自然は厳しい、卵からかえった瞬間から兄弟間の生存競争が始まる。すこしでも力の弱いものは蹴落とされる。5羽がそろって大きくなるには巣は狭すぎるのだ。親は本能によって平等に餌をやろうとするが、力の弱い雛はどうしてももらう餌が少なくなり、弱って巣から追い落とされる。結果として3羽が残った。

2014年7月24日木曜日

暑中お見舞い申し上げます

 
 昨日が二十四節気の『大暑』、この日から8月上旬のやはり同じ二十四節気の『立秋』までが一年で一番暑いとされる。その例にもれず今日も暑かった。昼ごろの外の焼け付くような日の光は強烈だった。アスファルトの上を歩いていると帽子をかぶっていても頭がクラクラしてくる。すれ違った爺さんなんかは大きな日傘をさしていた。

 駅の猫も暑かろうと見ると、猫は賢い。どこの場所が一番涼しいか知っている。そこに近寄ると微風が通り抜け涼しい。

 真夏、わが身を呪うのはこの猫だ。長毛種でやわらかい毛がふさふさしている。寒いときはよかろうが厳しい暑さの中、ぼろ雑巾のようになってのびていた。

 そうはいってもこやつ、真夏がくると死にそうな姿態をしているが、くたばらず、毎年、夏を乗り切っている。ストレスのたまらん生活をしているんだな。

 たった7日間しか地上での生が許されず、真夏に死を迎えるのが蝉、ポトリと落ちて死んでいた。アリさんの食料となってどこかへ引かれていくんだろうなぁ。


 夏バテしている動物に比べ、植物は猛暑でも元気だ。『百日紅』(サルスベリ)なんかは暑い中、文字通り100日間、かわいいフリルのような花を咲かせる。あやかりたいものだ。

 みなさん。暑さにめげずに涼しい秋を迎えましょう。

2014年7月22日火曜日

年に一度の海水浴


 一昨日四国地方の梅雨もあけ、いよいよ本格的な夏となった。夏の余暇の過ごし方として『海水浴』があるが、数年前から海水浴は年に一度と決めている。寄る年浪には勝てず、かといって死ぬまで海水浴をしないというのも心残りである。そこで一年に一度と決めたわけだ。

 蔵本駅の駐輪場から自転車に乗って小松海岸へ向かう。

 梅雨があけ晴れてはいるが海や空の青さを銀色の光が覆っている。真夏の快晴の特徴である。小松海岸近くの吉野川河口。

 市営の無料シャワー、脱衣所も完備されている。軽食、ご休息できる有料の海の家もオープンしている。

 15分くらい泳いで今年の私の海水浴は終わった。

2014年7月18日金曜日

7月18日


 梅雨明けのニュースはまだ聞いていないが、朝からジョウ~~~ワ、ジョ~~ワと蝉の声がうるさい。数日前から鳴き声が目立つようになった。真夏の到来は生物暦(セミが鳴きはじめるなどの)をもとにした方がいいかもしれない。

 真夏の到来といえば早くも今日はガキどもの一学期の終業式だ。ワイらのガキの頃は25日くらいだったが夏休みも早くなった。それでいて9月1日始業は変わらんのだから休みが増えたのだ。土曜日も全休になるし、勉強時間は確保できるんかなぁと心配になる。今は教室にクーラも入っているという、もう少し勉強日を増やしてもいいんじゃないかという気がするがなぁ。

 今朝のトップニュースは「マレーシア機ウクライナ上空で撃墜か!」というのだった。いったいどこが撃墜か?というのはまだ明らかになっていないが、早くもウクライナ側は東ウクライナの新ロシア派かロシアの疑いがあるというし、ロシア側はウクライナ軍だという。いったいどっちか、強力な捜査権限のある中立機関で調べる以外ないだろうが、ちょっとなぁ~~~~

 おそロシアは昔、大韓航空という旅客機を平気でためらいなく撃ち落とした経歴があるから、こっちが疑いが濃い気がするがどうだろう。

 アムステルダム発クアラルンプル行だというオランダ人が乗客の過半を占めていた。あとは欧米の人がさまざま。ロシアには何をするかわからん不気味さがある。たった一人の特定の乗客を抹殺するため撃ち落としかねない印象を与えている。

 「真相は明らかになるんかなぁ」

 誘拐された女の子の行方はまだ見つかっていないが、持っている位置情報表示付き携帯で誘拐された直後、犯人と一緒にいた地区が特定された。

 以前は、最近のガキはスマホや携帯を持っているんだなぁ、と驚いていたが、なるほど高機能携帯通信端末はGPSで位置情報を把握できるから、こんなことが起ったときは威力を発揮できる。親が積極的に持たせるのは理解できる。一刻も早い無事な発見を願うが今のところ見つかっていない。

2014年7月17日木曜日

夏祭りのシーズン到来だ


 夏祭りの最初として今日、『ぎょんさん』が始まった。京都の八坂神社とその末社(この蔵本八坂神社もそう)はみんな今日から祇園祭である。
 
 
 午前中はまだ閑散としている。本殿の横では臨時ステージが設けられている。
 何のパフォーマンスをするんやろ。夜、見に来ると・・・・・・・
 のど自慢大会をやってました。
 
 夜店も出てました。夜店が並んでいる参道は若い子がたくさんいました。
 
 梅雨が明けるのがだいたいこの頃、そして京都盆地は盆地特有の蒸し暑い夏を迎えます。衛生知識もなかった平安時代、京都盆地の高温と湿度は細菌の繁殖にはもってこいの環境となります。そのため真夏にはさまざまな疫病(伝染病)が蔓延しました。平安時代の人はそれは悪い御霊の祟りだと思っていました。その御霊を鎮め祟らせないための祭りが祇園会なのです。だから真夏の入り口のこの頃、祇園祭を行うわけです。
 
 公衆衛生・医学の発達した今は、真夏になっても恐ろしい疫病などが蔓延することはないと思います。しかし食中毒や細菌・ウィルス性の胃腸病は流行っていると聞きます。だからそんな病気にかからないよう私も祈ってきました。


2014年7月14日月曜日

テレビを見ていて思い出した

 どこか遠いところへ旅に出たいなぁ、と思いながらも、もう残された人生で遠くへ行く旅は「死出の旅路」しかないだろうと思う今日この頃である。今日、BSTVを見ていると私と同年齢の俳優さんが出演している旅番組があった。何気なく見ていると最初は知らぬところと思っていたが赤い鳥居と石段、海辺の小高い丘を見ていると

 「あ、ここ大昔、行ったことあるわ!」

 そして記憶がよみがえった。

 その場所は青森県蕪島、蕪島といっても今は陸より突き出た小丘である。大正時代までは本当の島であった。

 陸に極めて近いため埋め立てられて今は陸続きになっている。

 もちろん私が行ったときもこのような感じではあったが、この島(小丘)を一周する道路がありどこへでも立ち入ろうと思えば行けたが、今はごらんのようにフェンスがあって神社の賛同の石段と本殿以外は立ち入り禁止になっている。

 大昔、北海道へ渡ろうと下北を目指して旅していて、この蕪島ではウミネコの繁殖が足下に見られるところということを聞き、全国放浪の旅の途中寄ったのである。

 テレビを見ながらしばし思い出に浸った。

2014年7月12日土曜日

海岸へ行ったこと

 今日は台風も過ぎ去って梅雨が明けたような晴天になった。昨日までは蒸し暑さがあったが今日は湿度も低くカラッとした暑さになった。

 そこで本日、小松海岸にサイクリングに行った。

 行く途中、助任川でボード遊びをしている若者がいた。海ほど危険じゃないだろうが波もないし、面白いのかなぁ

 昼ごろに吉野川河口は干潮を迎えたようで、何人かが干潟で何かを漁っていた。


 蒸し暑さがないからだろうか、空の雲も積雲がなく、高度の高い巻雲が広がっている。

 自転車を扱ぐこと50分で小松海岸に着いた。

 今、小松海岸では海水浴場の設営をしている最中であった。海水浴場オープンはまだ数日先のようである。

2014年7月10日木曜日

もうすぐ梅雨明けか

 超大型の台風襲来か、と言うのでずいぶん心配したがこちらに近づくにつれて勢力が弱まり、昼過ぎには雨風ともにおさまっ て青空さえ見るようになった。しかし台風が運んできたのか午後からは蒸し暑い気団の中にすっぽり包まれ不快指数も上がった。半そで半ズボンで外に出たが少 し歩くと汗が吹き出てくる。

 ガキどもはあと一週間で夏休みとなる。そろそろ梅雨明けも近いから、そうなったらいよいよ真夏のシーズン到来である。

  真夏は楽しいことがたくさんあるがその一つが夏祭り、その夏祭りの最初にあるのが八坂神社の祭り、いわゆる『ぎょんさん』だ。本社の京都八坂神社の祇園祭もここ徳島の末社の祇園祭も17日からだ。

 蔵本駅に早速こんなポスターが張ってあった。

 これを皮切りとして小松島港祭り、各地の花火大会夏祭り、ボニ踊り・・・とつづく

 眉山山麓に江戸時代にあったという持明院の寺の跡(今はない)を訪ねて歩いていたらこんな犬がいたので撮影しました。

2014年7月7日月曜日

明日の午後9時にそいつはやってくる


 7月というのに日本列島には超大型の台風が近づいている。超大型といったがこれも現在進行形で時間とともにどんどん発達している。台風は海水温が高いほど発達する。海水温が28℃より下がると発達はしない。この28℃線が今年は日本列島の周辺海域でいつもより北上していて奄美大島あたりまで台風の発達海域になっている。

 そのために超大型に発達するわけだ。昨日あたりから進路予想図が発表されている。それを見ると一番被害が大きくなる日本列島縦断コースをとりそうである。

 われらの住む地区は今週の木曜あたりが一番影響が大きくなりそうだ。沖縄あたりでは最大瞬間風速75mといっていた。あまり衰えないで四国地方に来ることも考えられるのでそうなると大変なことになる。

 普通、超大型台風は9月ごろにやってくる。ところがなぜか今年は7月から超大型の台風発生だ。これも地球温暖化の影響だろうか。異常に勢力の強い台風になりそうで50年に一度の並外れた台風だそうだ。

 50年に一度といえば、この地方で(徳島)最も被害をもたらしたのが約50年前の昭和36年襲来した『第二室戸台風』である。当時私は小学校5年生でその日のことは鮮明に覚えている。何せ我が家の二階の雨戸の隙間から覗いていたら、道を隔てた前の家の屋根が一瞬のうちに全部吹き飛ばされたのである。重い瓦屋根でなくスレート葺の屋根だったこともあるが、それにしてもそのものすごい破壊力に恐怖を覚えた。近所では半壊した家が続出した。

 その超大型の第二室戸台風は9月であったが、コースは今回の台風の予想進路によく似ている。

 
 何とか日本列島を逸れてくれればいいが最悪のコースも覚悟はしておかなければならない。また壊れそうなものの補強、人々の避難も必要であろう。それにしても7月から早くもこんな超ど級の台風だ。本格的シーズンの9月になれば一体どんなすごい台風が発生するやら、怖い気がする。
 
 ところで、南海洋上で生まれ、日本をめざし、上陸し、日本国土に破壊と荒廃をもたらすものは台風であるが、これを具象化、受肉化したものが昭和29年に誕生した。その名も
 
 『ゴジラ』
 
 今年はそのゴジラの誕生60周年である。ハリウッド版新作ゴジラも今月25日に封切られる。映像技術は進化したが、ゴジラの本質はまさにこの第一回作品に凝縮されている。次の動画は当時(昭和29年)の予告編です。

 
 その昭和29年版の第一回の『ゴジラ』映画が明日、8日(火曜日)BS・NHKで午後9時から放映される。これはその後のあらゆる怪獣映画のルーツである。一見に値すると思うので是非ご覧ください。

2014年7月5日土曜日

今日この頃


 昼前であるのに列車の中では下校中の高校生が大勢いるのに気づいた。そういえばここ数日早い時間帯に高校生が目につく。もう期末テストか、と聞くとそうだという。昔と違って夏休みが早まったから期末テストもずいぶん早くなっているようだ。

 はやいといえば、もう一年の半分が過ぎてしまった。このあいだ新しい年を迎えたと思ったのにもう後半の7月に入ってしまった。時の流れがずいぶん早いと感じるのはオイラだけか?高校生のときはもっと時間はゆっくり進んでいたような気がする。

 大正池の周遊路を歩いていたら最近あまり見なかった野草の実を発見した。ドクダミに隠れて赤い実があるのがおわかりでしょうか?
拡大すると
 
 野イチゴの実だ。近年、道端の野草は外来種が多くなって日本古来の在来種が減っている。特にこの野イチゴなんかはそうだ。子どものときはどこにでも見られたが。
 
 栽培種のイチゴはビニルハウスなどで作られるためほとんど四季を通じて市場に出ている。果物のイチゴが直接トッピングされたイチゴケーキなんかも一年中売られている。そのため、イチゴの旬の時期はいつか分からなくなっているが、ご覧のように本来野イチゴの実の熟れるのは今頃である。
 
 ただしこの写真の野生種は甘味はないから食べなかった。甘味のある野イチゴはまた別の種類である。


2014年7月2日水曜日

桜間の池


 江戸時代文化年間に出版された古書(阿波名所図会)の復刻版を県立図書館から借りてみているが、昨日、その名所の中で家からも近い桜間の池に行った。その本の挿絵の木版画から


 図の左側に流線型の文様があるのが池である。当時はかなり大きかったようだ。桜の季節、武士の一家が下人を連れて花見に来ているのであろう。桜が咲いている。

 場所は石井町である。詳細な位置はググルマップでも覧ください。最近の新バージョンのストリートビューはこのあたりでも詳細にご覧になれます。(左上の『Googleマップで見る』をクリックして別ウィンドウの地図を出し、その中の右下の人形をつまんで道路に置けばストリートビューに切り替わります)


 今はこのように飯尾川のほとりにあるが、江戸時代のこのあたり(沖積平野)は洪水でたびたび川の流路が変わったので昔は違う位置に流れていたかもしれない。


 非常に大きな天然石の石碑がある。(横4m、高さ3m以上ある)


 これは江戸時代に立てられたもので、なんと海部郡由岐町の海に漬かっていた大石を運んできたそうだ。土木機械もない江戸時代いったいどうやって?そこで説明板を読むとこのように書いてある。



 多くの船や人夫を使い、7年もかかって運ばれてきたものである。
 下は現在の池、江戸時代の池は広かったが今は埋められて狭くなっている。